発達心理学の考え方では、「人は死ぬまで成長し続ける」のです。
だから高齢になったからと言って、体力の衰えなどはもちろんありますが色んなものをあきらめる
必要はありません。
認知症予防では、1対1によるセッションでお話を聴かせてもらったり(メンタルケア・回想療法等)
ゲームや作業療法のようなことをしながら”脳を刺激し”楽しんでもらいます。
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相談事例:
高齢で単身ということもあって、今後のことが心配になってきた。
誰とも話をしない日も増えてきて、外での活動が減っている。
何か始めないと認知症になってしまうのではないかと思って怖い。
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⇒高齢者は、勉強をするということ以上に【おしゃべりを大切にしてもらいます】
誰かの話を聞くことも良いですが、依頼者本人が【自分の昔を思い出しながら語る】方法が
良いかと思います。
これは”回想療法”といって、自分が生きてきた歴史を振り返る療法です。
ただのおしゃべりのようですが【目的を持った】おしゃべりです。
これに取り組むことにより、脳内に良い物質が分泌されてそれが認知症の予防につながることが
分かっています。
また、ゲームなどで「楽しい」感覚を体験してもらうことは 日々のモチベーションにつながります。