なんとなくムカつくのはどうして?
学生時代にしても、大人になった今でも、時々耳にする言葉。
「あいつ、なんかムカつくんだよね」
私の経験上、その言葉を発する大半が女性だったように思えます。
あなたにとって、「なんか分かんないけどムカつく」人はいますか?
そして、どうして理由が分からないのか考えたことがありますか?
そこから想像できることは、ひとまず3つ考えられます。
意識的にも、無意識的にも考えられますので自覚が無い場合が多いかもしれません。
本当は、ムカつく理由がはっきりしているのですが、それが正当でないと自分で感じている場合です。
その代表的なものが「嫉妬」です。嫉妬する自分は嫌い。だけど嫉妬してしまう。
そんなこと、人に話したって自分が嫌われてしまう。
だから、「なんとなく」という言葉を使って相手のせいにしてムカつく方がいい。
私は悪くない。悪いのは、一人で幸せそうな顔をしているあの人だ。
そんな自分にならないためには、人と比べる必要のない幸せを自分が得ることが大切です。
その人の嫌いなところが、自分の嫌だと思っている所と似ていて、まるで鏡に映る自分のようでムカついている場合があります。
「なんとなく・・・」の段階では気づきませんが、追及していくと自分の短所に繋がることも考えられます。
自分の欠点や短所と、相手のことは全くの別物だと考えて受け止めることが大切です。
以前、人から嫌な事を言われた、された体験があって、その体験が積み重なれば重なるほど、その人に似ている人と会うと過剰に警戒してしまったり拒絶してしまう可能性があります。
その時目の前にいる「なんとなくムカつく」人に、何かされたわけではないのに、
以前の経験が、その場でムカつく感情と変わってしまったのかもしれません。
目の前にいる相手は、嫌がらせをした人とは別人だと認識することが大切です。