子どもの成長とともに、親子の関係は変化していきます。
特に思春期を境に、関係が悪化してしまったり子どもの気持ちが分からなくなったりして
家庭内がギスギスしてしまうことはよくある話ですし、
親側も「年頃だからそっとしておきましょう」などと、何か異変を感じたとしても見守っているつもりが
事態が悪化してしまうといった、結果的に放置してしまったケースもあるのが実態です。
子どもが大きくなったずっと後になって親御さんからの相談を承った際に、
まるで懺悔のようにそのようなことを言われる方が多くいることが分かっています。
ですが、それが本当に親御さんの責任なのか?それとも本人の性質によるものなのか?
または全く別の問題なのか?などは
”気づいた時点でしっかり向き合わないと”分からないものですよね。
ですから、たとえ親子関係が良好に見えたとしても”予防のために”改めて見直して、
新しい取り組みを探してみることも大切なのではないでしょうか。
大人も子供も関係なく、私たちは【誰かの気持ちは、その本人の口から話してもらわないと】
理解することができません。
日本人特有の”察する”文化については、メリットもありますが【一方的で勝手な推測であり】、
その方法を日常的に選択していると人の気持ちが正しく理解できないことも増えますし、
【勝手な思い込みによって】相手の求めることに的確に応えることが難しくなってしまいます。
当ルームのセッションを通して、以下のようなことが習得できます。
⇒「言葉」を使ってコミュニケーションする人間ですから、その言葉の使い方を都度見直していくことは
自分自身の生きやすさにもつながりますし、何らかの認知の歪みがあった時に修正しやすくなる
可能性があります。
完璧な子育てができた人は世の中にはほとんどいません。
もし「自分は完璧です」と断言する人がいたとしても、それを冷静に客観的に見るとそうでもないものです。
決して完璧を求めるのではなく【一人ひとりに見合った課題や考え方】などを知ることで、
より一層良好な親子関係を目指していくことを目標としましょう。